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さがみはらESD推進協議会
2024年度基本方針

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【初めに】
人生100年時代、⼈⼝減少、家庭状況の変化、地域コミュニティーの希薄化、感染症の拡⼤、⼤規模地震や国際情勢の不安定化など社会の変化が激しく先⾏きが不透明な社会に移⾏しつつあります。そして、幅広い知識と柔軟な思考⼒に基づいて、知識を活⽤し、付加価値を⽣み、イノベーションや新たな社会を創造していく⼈材や、国際的視野を持ち、個⼈や社会の多様性を尊重しつつ、他者と協働して課題解決を⾏う⼈材を育成していく教育が重要と考えられています。また、「将来の夢や⽬標を持っていますか」という質問に対し相模原市の中学校⽣徒の割合にあっては全国平均をやや下回っています。そんな中、我々は2021年よりキャリア教育にESDの要素を加えた「地域の先⽣」事業を開催し、地域で働いている多様な職業の⽅から仕事のやりがいや楽しさ、⼤切さを伝え、⼦供たちが将来に希望を持ち⾃らの⼒で未来を切り拓き、地域の課題を解決し、持続可能な社会を実現出来る事を⽬指し、発⾜以来市⻑特別講演2校、⼩中学校19校、その他開催2回と約3,300名の⽣徒に対し地域の先⽣事業を⾏ってまいりました。

【⽅針】
1.⼦供達の視野の拡⼤と未来の社会の担い⼿を育てる
予測が困難な未来、将来に対して夢や希望を持ってもらう為に、3年⽬となる2024年度も、⼩・中学⽣を中⼼に、キャリア教育にESDの要素を加えた「地域の先⽣」を開催していきます。そして、今年度も貴重な経験をされている特別講師による講話を実施し⼦供たちの未来への可能性を広げていきます。また、実際にその仕事に触れる事で、より興味、関⼼をもってもらい、仕事の楽しさを伝える為に、体験型職業講話の検討をしていきます。

2.新たな協⼒関係
様々な環境に対応できずにいる⼦供たちにも持続可能な社会の担い⼿になってもらうために、2023年より講話をさせていただいている相模原⻘少年相談センターでの講話の実施、さがみはら若者サポートセンター、市外の学校等の新たな開催地域を検討していくと共に、⼦供たちの新たな視野を広げるために⽶軍や、地域の⾃治会等協⼒関係を築いていきます。

3.事業と組織の周知
「地域の先⽣」という事業をより周知してもらい、1 ⼈でも多くの⼦供たちに将来の夢や希望をもってもらうように、HPや各種SNSを使⽤すると共に新たな広報の⽅法を⽤いて、ターゲットを教員、保護者の⽅中⼼に発信をし、理解と共感を持ってもらい、多くの事業実施を⽬指します。

4.会員のスキル向上と交流
会員が新たな知識やスキルを⾝につける事で、事業の質の向上と各会員が⾃社でも使⽤出来るように研修を年2回⾏います。また、会員同⼠の⽇頃の情報交換や今後の活動がより円滑になるように年2回の交流会を⾏います。

5. コンプライアンス審査
法令を守るだけではなく、社会的規範にのっとり、道徳的、倫理的にも正しく⾏動するために、地域の先⽣事業や広報においてコンプライアンス審査を⾏います。

6.持続可能な組織運営
今後組織を継続して運営していくために、各種マニュアルの⾒直し、情報の内部共有の徹底を⾏います。

【最後に】
課題解決に向け⼦供たちが更に広い視野を持ち、多くの事に興味関⼼を抱きながら、新たな価値観や⾏動を創造し挑戦を続け、⾃らの⼿で将来への可能性を⾒出し、未来への夢と希望を持ってもらい、笑顔で溢れる持続可能な社会になっていく⼿助けとなれる事を⽬指して⾏きます。

                                                    以上

                                               さがみはらESD推進協議会

                                                 理事長 片野 浩史

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